簿記初心者が独学で日商簿記2級に合格した話

どうも、すっとこです。

さて、新卒で大手企業に入社し、現在2年目のすっとこですが、

市場価値の高い人間になるべく資格取得に励んでおります。

 

今回は、「日商簿記2級」を取得したお話しをつらつらと書いていきます。

 

■簿記2級受験のきっかけ

仕事で「簿記」の知識を使うことが多そうだと感じたこと、上司の勧めもあり、「日商簿記検定2級」を受験しました。

結果として、2度目の受験で合格しています。

 

参考までに受験前のすっとこの簿記知識としては、

「借方・・・・」「はて・・・・」というレベルです。

理系大学卒のため、予備知識もクソもない状態です。

 

■簿記3級をすっとばして2級から受験した理由

→転職時に有利になるのは2級からだから。受験料(円)の節約でもあります・・

 

■使ったテキスト

1.スッキリわかる日商簿記2級 商業簿記(TAC)

2.スッキリわかる工業簿記2級 工業簿記(TAC)

3.サクっとうかる日商2級 商業簿記(ネットスクール)

4.サクっとうかる日商2級 工業簿記(ネットスクール)

5.合格するための過去問題集 日商簿記2級(TAC)

6.第147回をあてる!TAC直前予想(TAC)

 

2度のチャレンジで使ったテキストは、以上6点。

1度目のチャレンジまでは、TAC出版のスッキリシリーズを使っていましたが、

文字量が多い、紙質が薄いの理由でわたしには合っていなかったため、

2度目のチャレンジに向けてネットスクール出版のサクっとうかるシリーズに乗り換えました。

好みの問題ですが、個人的にはサクっとシリーズの文字数が少なく要点を抑えた解説、脱力系のかわいいキャラクター達がツボにはまりました。

個人的に、サクっとシリーズはめちゃくちゃおすすめのテキストです。

 

 

スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第10版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第10版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

 

 

サクッとうかる日商2級工業簿記 テキスト+問題集

サクッとうかる日商2級工業簿記 テキスト+問題集

 
サクッとうかる日商2級商業簿記 テキスト+問題集

サクッとうかる日商2級商業簿記 テキスト+問題集

 

 

 

 

■勉強方法

続いて、具体的な勉強方法。

よくある1カ月で合格!といった内容ではなく、凡人が真っ向から対策をした場合の勉強方法だと思ってください・・・

 

商業簿記・工業簿記共に流れはこんな感じでした。

 

1.テキストを読む

(貸倒引当金、、へ~。連結修正仕訳、、ほ~程度で読みます)

2.テキスト付属の問題を解く(1論点につき数問程度の超基礎的な問題)

(1単元読破直後に解くので、すんなり解けます)

3.過去問を解いてみる

(上の2工程を踏んだだけでは全く歯が立ちませんでした・・)

4.答えを見ながら過去問を解き、日商簿記の出題傾向を体感する

この工程はかなり時間を要しました。テキストの問題レベルと過去問の問題レベルが違いすぎますね・・笑

ちなみに、適当に最新の過去問を3年分くらい解きました

忘れている論点は都度テキストに確認にいきます

5.予想問題で予想されている論点の過去問を徹底的に解く

TACの予想問題(あてる!シリーズ)には、第3予想まで大問別に予想が記載しています。そこからの出題確率が高いので、出題予想論点の過去問を、徹底的にマスターしました。

6.予想問題を完璧に仕上げる

TACの予想問題(あてる!シリーズ)の難易度は、本試験よりも高くなっています。

過去問が習熟してきたところで、予想問題に着手。繰り返し解きました。

7.論点の抜けを最終確認

ここまで、予想論点を徹底的に潰してきたので、最後に出題確立は低いけども、もし出題されたときに「部分点」を確実に取れるよう、基礎部分だけは押さえました。

 

以上で、大体10カ月くらいはかかりました。

勉強時間は、正直数えていないのでわかりませんが、平均的な200時間くらいなのかなあという感覚です。 

 

■初回受験の反省点

初回から合格する気で受験しましたが、56点で不合格でした。

敗因は、「論点の抜け」に尽きます・・・

「論点の抜け」については、予想問題を頼り切っていたために、予想外の出題で部分点を取ることができませんでした。これが痛かった・・・

 2度目の受験に向けては、もちろんメインは予想論点を勉強するものの、予想外の範囲も部分点を稼げるように、意識しました。

 

 

■簿記2級合格の感想

結局、勉強開始から合格まで10カ月ほどかかりました。

「独学・仕事をしながら」という中、まあよく頑張ったと思います。

 

その後、仕事の中でこれは簿記で聞いた単語じゃ!という場面に何度も遭遇し、知識も増えて転職に有利な資格を取れて一安心。。というところです。